あらすじ
目覚めたら、火山そのものになっていた。
事故で命を落とした俺が転生したのは、人間でも魔物でもなく、一つの火山だった。
マグマを操り、魔力を生み出し、大地を育てる力を持っていた。
火山灰は荒野を豊かな土地へ変え、
地下から湧く熱は命を育み、
何もなかった山は少しずつ変わっていく。
やがて人々はその恵みに惹かれ、
山の麓に集まり始める。
小さな集落は村となり、
村は街となり、
俺の知らないところで歴史が動き始めていた。
これは、一つの火山から始まる異世界転生ファンタジー。
後に「世界を育て、世界を焼いた神火山」と呼ばれる存在の物語である。