あらすじ

山あいの小さな旅館「杉の湯」をひとりで切り盛りする杉田は、山裾にできた大型温泉スパに客を奪われ、働きづめの毎日を送っている。 同じ源泉を使うそのスパには、家を飛び出した息子も勤めていた。 ある日、無理がたたって台所で倒れた杉田が目にしたのは、小人たちが営む「小さなまどろみ雑貨店」。 小さな願いを叶える不思議なアイテムたちの中で、店主から渡されたのは、本音しか伝えられなくなる電話。 真夜中に鳴る一本の非通知から、離れた親子のあいだに、言い逃れのきかない言葉だけが行き交い始める。

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カクヨム
カクヨム2026/06/26
  • 現在の作品山の湯気と真夜中の電話