あらすじ
ある日、とっても不思議な夢を見た。
わたしの暮らしているまちが、『ゆうれいのまち』になってしまった夢だった。
そのまちではみんながゆうれいだった。
みんな『ぼんやりとしたいろんないろの淡い光みたいな人の形をしたゆうれい』ばかりだった。
わたしはいつものように学校に行くために、そんな『ゆうれいのまち』のなかを朝の時間に歩いていた。(ちょっとだけ怖かったけど、いつも通りにしないと、学校に遅刻をしてしまうからしかたなかった)
でも、それから少しして、バスに乗っているときに、あれ、もしかして、みんながゆうれいなんじゃなくて、『わたしがゆうれいなのかもしれない』ってそんなことをふと思った。
みんなわたしのことに気がついている人は誰もいなかった。