あらすじ

七十八年分の住所録を手にした富子は、かつて関わった人々へ「お礼」を伝えるため、ひとり訪ね歩く旅に出る。 すでに引っ越していた人、記憶を失っていた人、もう会えなかった人。それぞれの現実と向き合いながら、十二人への訪問を重ねていくうちに、富子自身の過去も静かにほどけていく。 そして旅の終わりに残っていたのは、ただ一つ、自分の名前だった。

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小説を読もう2026/06/26
  • 現在の作品【短編024】 お礼回り:お礼の旅の終わりに残るもの