あらすじ

勇者を引退して田舎で畑作してたら、息子の嫁と名乗る女が赤子を置いて立ち去った。息子の子らしい。もう10年以上音信不通だった息子。 「あの人、ダンジョンに潜ったまま、戻って来ないの。私はこの子を連れては生活出来ないから、引き取って。」 そう言って、少しばかりの服だけ置いて、女は帰って行った。いい年のばあさんが、今日から、孫を育てに疲労困憊する事になった。 そんな時、町の奥さん達が、温かい手を差し伸べてくれ始めた。皆が皆「これまでの恩返しだよ」と言って、お礼も受け取らない。どうやら、知らぬ間に喜ばれる事をしていたらしかった。 孫が背中に負ぶえるようになったので、ダンジョンの上層階で小銭稼ぎの為に鉱物や珍味、昆虫、薬草何かを集める仕事に出る事にした。子どもを育てるのには、金がかかる。 この子には、この私しかいない。そう、自分に発破をかけ、今日もダンジョンの入口をくぐった。

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カクヨム
カクヨム2026/06/26
  • 現在の作品元勇者の祖母は、今日も孫を背中におぶってダンジョンにもぐる