あらすじ

熱がこもっている。  朝7時、会社。定時3時間前にもかかわらずオフィスには男性社員全員出社。いつも「遅延で遅刻だバカヤロウ」と当たり前に重役出勤してくる不良社員もこの日ばかりは誰よりも早くに椅子についていた。曰く、「朝5時からいました」。皆の心に普段からその精神でいてくれという思いが込み上げてきただろうがこの時ばかりは空気を読んでそれを呑み込む。そうとも今日はワールドカップ日本戦。国民一丸となってサムライブルーのジャパン代表を応援する4年に一度の祭典なのである。野暮を言って水を差す真似は誰もしない。

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カクヨム2026/06/26
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