あらすじ
高校時代、誰よりも大切だった彼と別れた深雪。
「またいつか」
そう言ったまま離れてしまった二人は、そのまま十六年の歳月を過ごした。
仕事に追われる毎日。
恋愛もした。
それなりに幸せだった。
それでも、ふとした瞬間に思い出す人がいた。
そんなある夜、SNSのおすすめ欄に見覚えのある名前が表示される。
懐かしさに指を止めた深雪は、迷いながらもDMを送る。
『久しぶり。覚えてる?』
たった一通のメッセージから、止まっていた時間が少しずつ動き始める。
十六年越しの再会。
すれ違った日々。
言えなかった想い。
これは、終わったはずの恋がもう一度始まるまでの物語。