あらすじ

小学生の頃、俺は転校していく少女・水瀬さんから、一本の赤いマスキングテープをもらった。 言えなかった「ありがとう」「またね」「好きです」。 その後悔を抱えたまま大人になった俺は、三十五歳になっても赤いマスキングテープを集め続けていた。百本を超える赤。けれど、どれもあの日の赤とは違う。 ある日、壁一面のマステ棚をSNSに投稿すると、『minase』というIDから反応が届く。 夢が叶う。そう思った瞬間、俺は死んだ。 目を覚ました先は、燃え盛る異世界の町。手の中には、あの日の赤いマスキングテープ。 剣でも魔法でもない一本の赤い線が、世界の境界を切り分ける。

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エブリスタ
エブリスタ2026/06/25
  • 現在の作品赤いマスキングテープで異世界に境界を引く