あらすじ
強大国アルトゥール帝国を訪れた、レギナ王国の王女クレセンティア。
彼女はそこで、運命的な出会いを果たす。
相手は帝国の大公、エーリッヒ。
紳士的で情熱的な彼に、クレセンティアは瞬く間に心を射抜かれた。
王女としての義務ではなく、自らの意思で彼との結婚を決めた彼女。
甘い新婚生活が始まるはずだった……。
しかし、結婚した途端、エーリッヒは豹変する。
そこにいたのは、かつての面影のない、冷酷で傲慢な男だった。
「今すぐ離婚して、故郷へ帰りたい」
絶望する彼女の前に立ちはだかったのは、残酷な【婚前契約書】。
――離婚の条件は、大公の子を産むまで、彼を誘惑すること。
果たして彼女は、この執着から逃れ、自由を手にすることができるのか?