あらすじ

魔力測定値「0」。剣の才能「皆無」。 稀代の魔導名門・アークライト公爵家に生まれながら、一切の才能を持たず、十年間も部屋に引きこもっていた少年・アルト。彼はある日、実家から「我が家の恥晒し」として、魔物が跋扈する最果ての地へ追放されてしまう。 しかし、実家の面々は知らなかった。アルトの魔力が0だったのは、彼の持つ固有スキル【無還(イレイザー)】が、自身の周囲にある「魔力そのもの」を自動で概念消滅させていたからだということを。 魔導王の禁忌魔法も、邪神の呪いも、アルトが「邪魔だな」と認識すれば、ただの『空気の揺れ』に変わる。つまり彼は、魔法至上主義のこの世界において、あらゆる神秘を無力化する「最強の天敵」だったのだ。 当の本人はそんな自覚もなく、「やっと引きこもれる!」と最果ての地で念願の家庭菜園をスタート。しかし、彼がただの『草むしり』や『害虫駆除』の感覚で世界の危機を消滅させていくせいで、彼に命を救われた伝説の聖女、最強の竜種、帝国皇女たちが次々と勘違いを起こし始める。 「これほどの脅威を『あくび混じり』で片付けるとは……一体何者なのだ……!」 追放した実家がアルトを連れ戻そうと軍を向ける頃には、すでに彼の庭は「世界で最も侵してはならない神聖不可侵領域」と化していた――。 無自覚に世界を調停する少年の、最強のんびりファンタジー、開幕!

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カクヨム
カクヨム2026/06/25
  • 現在の作品無能すぎて実家を追放された引きこもり、実はすべての魔法を「概念」ごと消滅させる神殺しの権能を持っていました