あらすじ
世界各地に聳え立つ巨大な漆黒の門。
その先には、魔物で溢れかえる異界の迷宮が広がっていた。
病弱な妹の治療費を稼ぐため、迷宮へ潜り続ける少年、渋谷宗介。
彼に宿るのは、すべてを喰らう重力の魔力。
だが、宗介自身は駆け出しの剣士に過ぎなかった。
暴走すれば、敵も味方もすべてを消滅させる。
危険すぎる力を抱えた宗介は、誰とも組めず、ずっと独りで戦ってきた。
ある日、妹の容体が急変する。
治療に必要な大金を得るため、宗介は東京迷宮十階層の階層主へ挑むことを決意した。
しかし、階層主のもとへ向かおうとした瞬間、重力魔力が暴走。
宗介は謎の迷宮百階層へ飛ばされ、美しいエルフの死霊術師リリスと出会う。
そして、彼は死んだ。
リリスの魔法によってアンデッドとして蘇った宗介は、彼女と共に異界の迷宮へ挑む。
宗介は、妹を救うために。
リリスは、己の使命を果たすために。
人間をやめた少年はいずれ、六界の果てへ至る。