あらすじ
人類が宇宙へ進出して間もない時代。
急速な発展を遂げるヴェリタス科学民主主義共和国は、ついに異星文明との接触を果たす。しかし人類が夢見た友好は訪れず、やがて始まる宿敵やマローダー帝国との長き戦争。
その戦いの歴史を、一つの家系が見つめ続けることになる。
政治家の息子として生まれながら軍人の道を選んだリー・リーウェイは、国家存亡の危機となった第一次対ウーバ・クサバニ戦争で艦長として戦い抜き、祖国を勝利へ導く。
その孫ワン・リーウェイは、英雄の血を引きながらも平凡な軍人として生きることを望んだ。しかし第二次対ウーバ・クサバニ戦争で父を失い、敗北と喪失を経験しながら、「英雄の陰には無数の名もなき者たちがいる」ことを知る。
さらにその孫ファン・リーウェイは、歴代で最も戦いを嫌う軍人だった。誰よりも平和を願いながら戦場へ赴き、マローダー帝国との長い因縁に終止符を打つ。そして彼女は敵を倒した数ではなく、救った命の数によって人々から「解放の英雄」と呼ばれるようになる。