あらすじ
悪党居なけりゃカカァとババァ食わしていけねえ」
大都市惑星コービー。酸性雨が降り注ぎ、ネオンと機械油が混ざり合うその下層セクターには、法で裁けぬ理不尽を、さらに深い悪で葬る【仕置き人(ゴースト)】たちが潜んでいた。
日中はデスクで居眠りを貪り、上司にはペコペコ頭を下げる「昼行灯な警官」ヒロ・ミカゲ。
だが夜の闇が訪れるとき、彼の放つ銃弾はターゲットの目の前で【直角に曲がる超長距離弾】と化す。
普段は愛娘を溺愛する、どこにでもいる「冴えない自動車修理工」トミ・ロッコ。
だが理不尽が娘の涙を奪うとき、彼は【漆黒のマッスルカー】を駆り、全車線を切り裂く真紅のレーザーと【獰猛な人狼の牙】で悪党を物理的に引き千切る。
外道の依頼で悪を仕留め、その黒幕から大金を奪い、遺族へ「報酬の分け前」を投げ渡す。
弱者たちの悔し涙が、闇のクラウドファンディングを介して「死神の賞金」へと連なっていく――。
お互いの正体を知らぬまま、警察署のデスクで歪な利害関係を交わす大人たち。
近未来の宇宙を舞台に贈る、世直し痛快SF時代劇、ここに開幕!