あらすじ
日米英の共同極秘プロジェクトによって生み出された、16人の少年少女による特殊部隊――第916特殊強襲連隊。
彼らは通常の兵士ではない。中学時代のほとんどを外界から隔離された施設で訓練に費やし、国家レベルの対テロ作戦や要人救出任務に投入される“未成年の戦闘要員”だった。
だが彼らは、ただの兵士として生き続けることを許されなかった。
成長に伴い、各国政府は一つの決断を下す。
――高校生として、一般社会で生活させること。
その目的は二つ。
一つは、戦場しか知らない彼らに「同年代の友人」と「社会性」を与えること。
もう一つは、日本に滞在する重要人物の子息・息女たちの護衛任務である。
こうして彼らは、日本の高校へと編入することになる。
表向きはごく普通の高校生。
だがその正体は、国家機密レベルの戦闘能力を持つ護衛部隊。
登校前に対テロ作戦を終え、放課後には護衛任務と監視活動に従事する日々の中で、彼らは初めて「普通の青春」に触れていく。
友達とは何か。
学校とは何か。
そして、守るべき“日常”とは何なのか。
戦場しか知らなかった少年少女たちは、銃声のない教室で、もう一つの戦いを始める。
――これは、最前線から教室へ送られた、16人の“普通じゃない高校生”の物語