あらすじ

学校の帰り道、寂れたバス停に。 ゴブリンが腰掛けていた。 ゴロゴロと音を立てて、ひなたの日常が崩れていく。 けれど大丈夫、ひなたら間抜けだから。 間抜けエピソードをあげればキリがない。 ・パジャマ姿のまま登校してしまう。 ・考え事をしていると息の吸い方を忘れてむせこむ。 ・小6なのにいまだ靴の左右を履き間違える。 間抜けを辞書で索引するとこのような意味があるらしい。 『気がつかないうちにばかげた事をしてしまう』 ・クラスメイトと喧嘩して、つい前歯をへし折ってしまった。 ・ヤンキーにカツアゲされ、つい金的してしまった。 ・不審者にわざと声をかけて、つい鬼ごっこをしてしまった。 とっても優しい両親のもとに産まれ、何不自由なくすくすく育ち、これといってほの暗い過去もない、基本的に善良であるはずのひなたはけれど。 唯一の欠点──。 悪意に対して、ついぶん殴ってしまう間抜けな性分を持つ。

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小説を読もう2026/06/25
  • 現在の作品間抜けもの魔を射抜く