あらすじ

モロ太くんは、まごうことなき愛国者です。今日もお昼からテレビのワイドショーを眺めつつ、スマートフォンでSNSの投稿をチェックしていました。お国の行く末に思いを馳せ、拳を握ったり、瞳を潤ませていたのです。 「う、う、うう……」 「おや、どうしたんだい、モロ太」 おうちのリビング。床にぺたんと座り込み、テレビの前でぽろぽろと涙をこぼしているモロ太くんに、パパが声をかけました。 「パパやん……うち、情けなくてしゃあないねん……」 「情けない? おお、モロ太。とうとう……」 「海外でアジア人がやった悪行を日本人のせいにされるのが許せへんねん!」 「おお……?」

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小説を読もう2026/06/25
  • 現在の作品モロ太くんと国籍透視機 :約4000文字 :SF :モロ太系