あらすじ

「世界中が敵になっても、君の味方だよ」 月の姫と呼ばれる公爵令嬢ミオラ・ルナシアは、社交界中の求婚者たちからそう囁かれていた。 王太子、聖騎士団長、名門貴族の令息たち。 誰もが彼女を愛していると言う。 けれど、前世で“味方だよ”という言葉に裏切られ続けたミオラは、甘い言葉を信じない。 そんなある日、大切な侍女ナナが宝石泥棒の罪を着せられる。 周囲は「穏便に済ませた方がいい」と口をそろえ、先ほどまで味方だと言っていた男たちは誰も動こうとしなかった。 だからミオラは微笑んだ。 「世界中が敵になっても味方だと、皆様おっしゃいましたよね?」 その日から、月の姫は本当に世界を敵に回すことにした。 侍女を陥れた侯爵令嬢。 孤児院の寄付金を食い物にする神殿。 子どもを売る貴族院。 そして、彼女を“王国の所有物”にしようとする王家。 愛の言葉はいりません。 帳簿を出してください。 証言を聞かせてください。 契約書を開いてください。 本当に味方だと言うのなら、行動で証明していただきます。 これは、飾り物の姫に転生した令嬢が、帳簿と証言と契約書で腐った王国を裁き、本当に隣に立つ一人を選ぶ物語。

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小説を読もう2026/06/25
  • 現在の作品求婚者全員が「君の味方だ」と言うので、帳簿と証言で腐った王国を敵に回してみました〜月の姫に転生した私は、愛の言葉より証拠を信じます〜