あらすじ
「君のためなら、このカフェが入っているビルごと買い取ってもいい」
(※司の脳内:可愛い無理しんどい! 朝から全力疾走で僕のところに来てくれたの!? 愛おしすぎて心臓爆発する――!)
私立聖華宮中学校の誰もが羨む、学校公認の超甘々バカップル。
ハイスペックで冷徹な御曹司・連城司(れんじょう つかさ)と、一般入試で入った素朴な女子・白石紬(しらいし つむぎ)。
司の完璧な王子様の仮面の下は、紬への全肯定と独占欲で埋め尽くされた「限界オタク」状態だった。
幸せ絶頂のふたり。だが、司が手首の『チープな黒いヘアゴム』に触れる時、なぜか切ない表情を浮かべる。
その理由は、付き合うまでの【1年間】に隠されていた――。
【付き合って3ヶ月(現在)】から、時間を少しずつ巻き戻しながら描かれる、余裕ゼロな御曹司の脳内転落記録。
告白3日前の爆発寸前な嫉妬、10日前の恋への降伏、そして――1年前の最悪な出会いの日。
「生意気な女だ」と睨みつけたその瞬間、彼は息ができないほど、彼女に一目惚れしていた。
これは、1年かけてようやく両片想いを実らせた、一途すぎる少年のカウントダウン・ラブコメディ。