あらすじ
「詳しくは城で聞こう。ついて参れ」
神獣によって御神域へと導かれた若鬼・愁慈郎。
そこに潜んでいた穢れし獣を打ちのめした彼は、降り立った梟天狗の女・朽梨から、そう言われる。
事態が事態なだけに最悪の沙汰を覚悟する愁慈郎だったが、城にて彼へと申し渡されたのは、罰ではなかった。
「若輩の神使、朽梨と共に、どうか諸国を巡ってほしい」――そのような下知を賜る。
愁慈郎は、神使・朽梨と共に、思いがけず諸国を巡る旅に出ることとなった。
道中、猫又の青年・銀夜を仲間に加えた一行。
彼から良からぬ噂を聞き、それをきっかけに各地で穢れの湧出が増えていることを知る。
それは、かつてこの地で起きた大乱によって舞い散り、染み込んだ不浄が原因で起きる未曾有の厄災……その予兆であった。
そして穢れを利用し、今再び乱世を呼び戻そうとする徒党「影法師」の存在が囁かれる。
「穢神ヤオロズ」復活の予兆を察した愁慈郎たち。
事態の収束を図るべく、そして影法師の野望を挫くべく、乱れ始めた各地の龍脈を正すため、「龍穴」を浄化する戦いへ身を投じる――!