あらすじ
※ほぼ毎日17:30更新※
山と海のまち・神戸。
海の見える坂の途中。住宅街の一角に、そのお店はあった。
喫茶バー『かはたれ』。
バーともカフェともつかぬそのお店には、今宵もさまざまな客が来る。
オネエのバーテンダー、アンティーク店の元店長……
人だけではなく、人ならざる者、あるいは彼ら彼女らの噂話もやって来る。
蜃《しん》に、天使に、八百比丘尼……
「あれはだれ?」
そう問われてもわからない。
きっとマスターも答えない。
僕らと彼らはただただ出逢い、日々を共に過ごすだけ。
人と人ならざるものの邂逅、あるいはその日常、あるいはその恋を、こっそりピン留めした短編集。
※カクヨム『百花繚乱~一日一作短編集~』で数編掲載中のものを加筆修正しています