あらすじ
君を助けたい
そう思うことは、そんなにいけないことなのだろうか?
***
高校三年生の誠は親友兼幼馴染の裕二と一緒に最後夏を謳歌していた。
たくさんの時間を二人ですごし、何気ない日常を送る。
毎日が幸せだった。
だけど、そんな幸せは長くは続かなかった。
とある夏の日、裕二は誠の目の前で死んだ。
そして次の瞬間。
誠は再び夏休みの始まりへと戻っていた。
親友を救うため、何度も繰り返される夏。
事故、事件、理不尽な運命。
どれだけ抗っても裕二は死ぬ。
それでも諦めずに手を伸ばし続ける誠だったが、やがて気づく。
この夏には、自分の知らない真実が隠されていることに。
そして裕二もまた、同じ夏を繰り返していることに――。
これは、
大切な人を失った二人が、
止まった夏の先へ進むための物語。