あらすじ
公爵令嬢のイーリスは引きこもりだ。
イーリスは、向けられた悪意に全自動で反撃してしまう『加護』を宿している。それは物理的な危害だけでなく、彼女の心を傷つける言葉の刃にすら容赦なく発動してしまう。
それ故に、誰もがイーリスを恐怖の対象として見ていた。だからイーリスは部屋に閉じこもった。
そんなイーリスの前に、新任の家庭教師ニコラスが現れる。
「帰りなさい。どうなっても知らないわよ」
「私は決してあなたから離れません」
イーリスの拒絶や加護を恐れることもなく、ニコラスは真っ直ぐに彼女に歩み寄る。
ニコラスは、閉ざされたイーリスの心を少しずつ開いていった。
でもニコラスは、死亡扱いされているはずの隣国の王子で――
イーリスの成長と、二人が結ばれるまでを描いた物語です。