あらすじ

前山田亮(45歳独身)は部下の玉木陽平(40歳独身)が大の苦手である。 玉木は中途採用で最近入社した営業マンだ。見た目の良さはもちろん、持ち前の軽さとノリの良さであっという間に部署内で人気者になった。 しかしその軽さと見た目のせいか、時々女性社員から接触やセクシャルな質問などを受けていた。それに気づいた亮はその場で課長として指導した。 部署内のセクハラ問題をきっかけに、2人で話す機会が増えた。玉木がなぜ不真面目に見えていたのか、なぜ誰にでも愛想良くするのか、亮は自分が誤解していたことに気付く。 亮にはコンプレックスがある。人と深く付き合うことが苦手だ。初めて恋人と呼べる相手ができたのは二十代も半ばを過ぎてからだった。その男は2年足らずで「君といると息が詰まる」と、去っていった。その後も何人かの男と一緒になったが、いつも結果は同じだった。それから10年近く一人で過ごしていた。 他人と深く関わらないのは、自分を守るため。会社の人間とプライベートで交流しないのは余計な詮索をされないようにするため。 だから、玉木のように誰にでも心を開くような、ズカズカと土足で入ってくるような男が苦手だった。 一生懸命な玉木が気になる一方で、自分のペースを乱されて苛立つ。セクハラ問題も抱え玉木の行動を毎日目で追うようになり、徐々に特別な感情を抱くようになる。しかし元々奥手な性格と何年も一人でいたせいかどうして良いか分からなくなってしまう。 そんな中、亮は一人の男と出会う。ジムで時々顔を合わせる西村大介は、地元のワインバーのオーナーだと言った。すぐにナンパだとわかり一度は断ったが、亮は珍しく誘いに乗りバーへ向かう。 大介と話すうち、亮は昔友人と過ごした日々を思い出す。そして大介と少しだけ親密な友達になった。 ぎこちない亮と玉木のイライラする関係と時々ちょっかいを出す当て馬大介の、おじさんだらけの三角関係。 セクハラ問題、出世、終活、老後問題、キュンだけじゃ解決しない、おじさんのラブコメです。

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エブリスタ
エブリスタ2026/06/23
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