あらすじ

第三次世界大戦によって世界は崩壊した。核兵器と新型生物兵器によって大地は汚染され、生き残った人々は汚染の影響で様々な《スキル》を発現する。 人類は各地のベースを拠点に細々と生き延び、狂暴化した野生生物や異形の生命体と戦いながら文明の復興を目指していた。 そんな日本中央支部で雑用係として働く三十代のおっさん・斎藤道夫は、戦闘スキルも特殊能力も持たない「無能力者」として肩身の狭い日々を送っていた。 ある日、幹部たちは「彼の近くではスキルが使えなくなる」という事実に気付く。 幹部たちは、彼が《スキル無効化》を持っているとと判断する。能力者が頼りの終末世界では最悪とも言える能力だった。 「基地に置いておくことはできない」 そう告げられた主人公は、有無を言わさずベースの外へ追放されてしまう。 絶望する主人公の前に現れたのは、人の姿をした獣のキメラ。 死を覚悟したその瞬間、異形の身体は眩い光に包まれ、正気を取り戻した。 「……我は、何をしておったのじゃ?」 彼女の正体は、汚染によって理性を失っていた狐の神だった。主人公の力は《無効化》ではなかった。その本当の能力は、放射線、生物兵器、暴走したスキル、そして狂気までも浄化する、この世界で唯一の《浄化》能力。 汚染された土地は緑を取り戻し、濁った水は澄み渡り、狂暴化した獣や神々も本来の姿を取り戻していく。 狐神に導かれ、人里離れた神社を拠点に暮らし始める主人公。 畑を耕し、家を直し、仲間を増やしながら、崩壊した世界でのんびりとした日々を送る一方、その力はやがて世界の命運を左右する存在となっていく。 一方、彼を追放した日本中央支部では、浄化能力を失ったことで汚染が急速に進行し始めていた――。 これは、世界唯一の浄化能力を持つおっさんと狐神が、終末世界でスローライフを送りながら少しずつ世界を取り戻していく物語。

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小説を読もう2026/06/24
  • 現在の作品終末世界で『スキル無効化』を授かったおっさん、能力者の邪魔になると追放される~実は世界唯一の浄化能力で、狐神と崩壊世界をのんびり復興します。戻ってこいと言われてももう遅い~