あらすじ
この学園には、とあるジンクスがある。
1年坊達はビビりつつもどーせ嘘でしょとか言って笑い合う、半ば怪談じみた忠告だった。
だが、2年生から上、教師を含む全員が決して怪談などではないと理解している。
それはジンクスと言うよりも、もはやほとんど常識と言うべきもの。
たまーに外れる年もあるけど、そんな年でも大きくはハズレない、そんな噂と言うには嘘のない話。
1年過ごした実感と、嘘では無いという事実を胸の内に抱いて、2年生は己の後輩に、先輩風を吹かせながら言うのだ。
学年一位は自殺すると。
これは、そんなことがまことしやかに囁かれる学園で、ドロップアウトした俺たちの話だ。