あらすじ
【人物紹介】
■ 黒須 了(くろす りょう)/通称:リアム
桜ヶ丘中学校2年。帰宅部(兼・非公式探偵部)。
信条は「省エネ」。
人生の三大欲求は「睡眠・睡眠・睡眠」。
授業中も休み時間も机に突っ伏して寝ているため、
クラスメイトからは「ナマケモノの亜種」扱い。
しかしその正体は、五感で集めた情報を超高速でロジックツリー化し、
誰にも見えなかった真相を射抜く《怠惰の天才探偵》。
面倒くさがりだが、一度スイッチが入ればすべてを見通す。
決め台詞は、特大のあくびの後に放つ、
「……で、結論、それってただの勘違いじゃない?」
今日も今日とて、平穏を求めて眠りにつくが、
相棒のビヨリがそれを許さない。
■ 白鳥 日和(しらとり ひより)/通称:ビヨリ
桜ヶ丘中学校2年。新聞部(兼・リアムの保護者兼スポンサー)。
好奇心と正義感がスクランブル交差点。
「楽しいこと」と「困りごと」を嗅ぎつけるアンテナの感度は異常で、
事件のにおいを察知すると、寝ているリアムの耳元で
「スクープだよ! 世紀の大事件なんだから!」と叫びながらプロレス技をかけて起こす。
リアムの能力を誰よりも評価し、誰よりも面白がっている張本人。
ボケとツッコミの二刀流で、常にハイテンション。
リアムからは「歩く騒音公害」と呼ばれているが、
本人は「私はお前という名馬の名ジョッキーだよ!」とどこ吹く風。
今日も元気に、厄介ごとを抱えてリアムのもとへ駆け込んでくる。
【あらすじ】
桜ヶ丘中学校。
ごく普通の、どこにでもある公立中学校。
……のはずなのに、なぜか今日も事件が起きる。
給食の大人気おかず「伝説のトリカラ」が配膳中に消えた!
しかも犯人は「私が食べました」と名乗り出た担任のゴリ先生!?
部費をめぐって文芸部と園芸部がメロンパンを賭けて大げんか!
これってただの痴話喧嘩じゃ……!?
期末テストで秀才と運動バカの答案が謎の一致!
真相は、あまりにセンスが独特すぎる語呂合わせだった!?
そして突如現れた「真の学園探偵」を名乗る転校生が、
リアムに推理バトルを仕掛けてきて……って、
あれ、お前、もしかして俺の生き別れの弟……!?
これは、睡眠をこよなく愛する省エネ探偵・リアムと、
「事件だ事件だ!」と今日も元気に騒ぎまくる相棒・ビヨリが贈る、
笑いあり、涙ちょっぴり(?)、そしてオチはだいたいオチない、
痛快ドタバタ学園コメディミステリー。
人が死なない。血も流れない。
でも、笑い死にするかもしれない。
「……で、結論、それってただの勘違いじゃない?」
「違うよ! これは世紀の大事件なんだからね!」
「……俺は寝たい。頼むから寝かせてくれ。」