あらすじ
大企業レジリアが支配する巨大都市《ヘブンシティ》。
その裏で名を知らぬ者はいない最強ギャング《黒犬》。
その一員であるネットランナー、レイ=キサラギは、仲間たちと共に数々の依頼を成功させてきた。
だが、ある日受けた大企業絡みの仕事がすべての始まりだった。
嫌な予感がした。
何かがおかしい。
そう訴えるレイを、仲間たちはいつものことだと笑った。
そして、気づいた時には遅かった。
その依頼は、最初から《黒犬》を潰すための罠だった。
仲間は死んだ。
リーダーのガルドも、副リーダーのニクスも、昨日まで笑っていた連中も。
生き残ったのは、レイとロゼ、そして新人のユウトたち数人だけ。
――のはずだった。
仲間を逃がしたレイは爆発に巻き込まれ、《ヘブンシティ》の底へ落ちる。
死んだと思われたまま。
仲間を殺した報いは必ず受けてもらう。
だがその前に、まずは飯だ。
これは、壊滅した最強ギャング《黒犬》のネットランナーが、街の底から大企業へ復讐する物語。