あらすじ
戦国の世にありながら戦火を知らぬ小国・綾瀬。その地に生まれた姫・瑞葉は、舞の才に恵まれながらも十四の春に倒れ、長い病の床に伏すこととなる。
十六の夜、夢枕に現れた釈迦如来は、瑞葉に残された時がもう長くないことを告げる。そして、たった一夜だけ、舞うための力を返すと約束する。
翌朝、瑞葉は両親に最後の願いを伝えた——「もう一度、私の舞をご覧くださいませ」。
蝋燭の灯火のように、命を燃やして踊られた最後の舞。それは、誰の心にも消えることのない、一つの誇りとなった。
楽曲『命短し、誇り長し』とのコラボレーション作品です。