あらすじ

「君は強い女だから、わかってくれるよね?」 これは、私の婚約者リュシアン様の口癖だ。 今日で七十一回目。私はしっかり数えている。 ヴァレンタイン侯爵令嬢アニエス。「強い女」「自立してる」と評される私には、 リュシアン様という婚約者がいた。 だが彼は、病弱な幼馴染セリーヌが体調を崩すたび、 私との約束を「君は強い女だから」と反故にしてきた。 誕生日も、婚約記念日も、観劇の夜も――全部で七十一回。 そして七十二回目の夜会前夜。 彼はまた、申し訳なさそうに微笑んでこう言った。 「君は強い女だから、後でいいよね?」 ええ、もちろんですわ。だって私、強い女ですから。 ――ただその前に、この婚約。今この場で、即断で解消させていただきますわね。 扇をぱちんと閉じて、指輪をテーブルに置く。 強い女が選んだのは、貴方を切ること。 私の強さは、これからは、私のためだけに使いますの。 ※スカッと爽快、自業自得型ざまぁ。 ※元婚約者と悪女は自滅、ヒロインは新天地で対等な辺境伯と新生活ハッピーエンドです。

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小説を読もう2026/06/23
  • 現在の作品「君は強い女だから、わかってくれるよね?」と仰る婚約者様、ええ、強い女なので即断で婚約解消させていただきます