あらすじ

次代聖女選定の本命候補は五人。 癒やしの奇跡を持つ令嬢。 祈りで民を支える少女。 慈善に名を残す公爵令嬢。 救済の現場に立つ聖徒。 罪を裁く黒衣の候補者。 誰が選ばれてもおかしくない。 誰もが聖女になる意思を持っている。 けれど、聴取録の最後の欄だけは、全員が同じ名を書いていた。 マルタ。 五十歳。 聖イリア孤児院長。 正式な神官ではない。 修道女でもない。 奇跡の発現記録もない。 なぜ、本命候補五人は、候補者名簿にない五十歳の孤児院長を次代聖女に推薦したのか。 これは、奇跡を起こす者たちが、それでも「あの人の方がふさわしい」と答えた理由をたどる物語。

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小説を読もう2026/06/23
  • 現在の作品五十歳、聖女候補です。(他薦)