あらすじ
※最終話まで執筆済み。
※毎日12:10に更新。
ある日、Sランクパーティ【太陽の煌めき】のリーダー、アラン・エドガーのもとに一通の手紙が届く。
差出人は、レイン・ルクシオン。
一代で巨万の富を築いた、誰もが名を知る大富豪だった。
手紙には、かつて王都にドラゴンが襲来した際、妹を救ってもらった礼がしたい、と記されていた。提示された礼金は金塊百本。パーティメンバーで山分けすれば、一人当たり一億六千万ゴールドもの臨時収入となる。
かつては栄華を誇った【太陽の煌めき】も、近ごろは名声に陰りが差し、いまではAランクの依頼しか回ってこなくなっていた。彼らにとって、その招待はまさに夢のような話だった。
こうして一行は、二週間分の荷物を携え、絶海の孤島・ルクシオン島を訪れる。
しかし、島では魔法を扱うことができなかった。屋敷をモンスターから守るため、島全体とその周辺海域には【反魔法力場】と呼ばれる結界が張り巡らされていたのだ。
外部との通信は不可能。魔法も使えない。
完全な閉鎖空間に閉じ込められた彼らは、やがて磔にされた一体の藁人形と、それとは別に並べられた六体の藁人形を目撃する。
そして翌日、パーティメンバーの一人が死体となって発見される。
それを皮切りに、仲間たちは一人、また一人と命を落としていく。
犯人は誰なのか。いかなる手段で、魔法なき孤島に【不可能な状況】を生み出しているのか。
主人公・ユートは、次々と現れる謎を解き明かし、真犯人にたどり着くことができるのか。
謎解きゲームと追放ざまぁを掛け合わせた、新感覚の本格ファンタジーミステリー、開幕。