あらすじ
千年前。
光と闇の均衡が崩れ、神を失った星は七日間で崩壊へと向かった。
星を守るため、七神官は一人の魔術師にすべてを託す。
彼は世界を守るために世界を破壊し、後に「死神」と呼ばれるようになった。
そして千年後。
すべてを破壊する力を持つ黎の魔術師イーデン・デヴォニッシュは目覚める。
彼に与えられた使命は、人間の国フリーデンの「軌道修正」。
カラスの翼を持つ少年エンジェと共に訪れたフリーデンは、人間の理想郷を掲げながら、異種族を『聖劇』と称して処刑する、美しくも歪な国家だった。
孤独を抱える王子。
森に生きる誇り高き民。
狂気に囚われた魔術師。
そして、千年前から続く罪。
死神は、再び世界に何をもたらすのか。
これは、罪を背負った魔術師と少年が、人々の祈りと絶望に向き合うダークファンタジー。