あらすじ
現在、西暦2179年の現在、地球温暖化、少子高齢化、重税、格差社会という数々の問題を人類は、解決できないまま、ついに「現実そのもの」から逃げ出した。
環境を破壊した代わりに発達した技術で作られた完全仮想世界《エデン》。
そこでは誰もが理想の姿になり、理想の人生を送ることができる。
苦しみも、痛みも、老いもない。
人類の六割はエデンへ移住し、現実世界は急速に崩壊していおり、警察は機能せず、病院は閉鎖され、店は消え、都市は静かに死んでいく。
そして人々は、現実で餓死しながら仮想世界で幸せな夢を見続けるようになった。
そんな世界で、それでも現実を捨てられない少年・神代アキラは、一人の少女と出会う。
「終わるって分かってるなら、止めればいいじゃん」
これは、絶望に染まった世界で、希望を諦めない少女が現実を捨てた人類の中で、それでも現実を救おうとした少年少女たちの物語。
――人類最後の抵抗が始まる。