あらすじ
何をやっても人並み以下。
勉強も、運動も、部活も、趣味も。
努力しても結果が出ず、誰にも期待されない人生を送っていた高校生――護堂刀真(ごどう とうま)17歳。
ある日、不慮の事故で命を落とした刀真は、死後の世界で《亜神》と呼ばれる謎の老人と出会う。
「お前には才能がなかったのではない。才能を発揮する場所が違っただけじゃ」
そう告げられた刀真は、仙人たちの理想郷《仙境》へと転生する。
そこで待っていたのは、常識を超えた修行の日々。
亜神のもとで鍛え上げられた肉体は人外の領域へ到達し、さらに刀を握った瞬間、眠っていた圧倒的な才能が開花する。
同じく亜神の弟子である金髪の少女・理央と共に修行を重ね、互いに競い合いながら成長していく刀真。
そして数年後――。
亜神から与えられた最後の試練を乗り越えた二人は、ついに仙境を旅立つ。
初めて訪れる人間の国。
襲い来る魔物。
己の強さを誇る武人たち。
そして世界の裏で蠢く神々の陰謀。
最強を目指す少年と少女の旅が、今始まる。
これは後に《武神》と称される少年と、その隣を歩み続けた少女の伝説である。