あらすじ

ここは、星達が絶え間なく輝く世界の話。 星は、朝でも夜でも、その輝きを放つ。 この世界では、それが普通。では、星は何故輝くのか。 誰もが抱く疑問。天体を知らない子供にとっても、全てを知ろうとする大人にしろ、それは同じことだ。 それは人々の道標?それとも、目標? いや、『始まり』だ。 いずれ世界が闇で覆われる前に、なんとしてでも光迎えなければいけない。 星々は懸命に光る。闇を跳ね除けようと、その存在を知らしめる。 そしてこの宇宙は、その『終わり』を超えてからが本当の始まりだ。 だから何度も繰り返す。 上手くいくまで、『終末』を越えるまで、なんども、なんども………… 西暦 7120年 地球にて 世界の様々な大陸を旅し、気ままに暮らす旅人「servare / セルワーレ」は、"記憶喪失"である。 自分が生まれた頃の記憶も、その日以前の記憶も、なにもない。 それは空洞ではなく、なにかに埋め尽くされたように重く、探っても辺りには闇しか広がらない、そんな感覚だった。 それでも一つだけ手に残っていたのは、一冊の『じぶんのーと』だけ。 このノートを頼りに、彼女は自身の記憶を取り戻す旅に出る。 ゆっくり、焦らず。彼女マイペースだった。 なんせ、"時間"はまだあるのだから。 「空から降ってくる『祝福』を大切に。そうでないと、『呪い』になってしまうからね」 祝福。それは星から授けられた力であり、運命。 何があるかなんて分からない。 これは、『自分を知るため』の旅である。 世界から切り取られた、置き去りにされたただの観客の。 さあ、いこう。

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カクヨム
カクヨム2026/06/22
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