あらすじ

孤独死した二十二歳の青年が目覚めると、灰銀色の渡り鳥に転生していた。 背中には百八枚の光る羽根——届け先を失った「迷子の手紙」が宿っている。 傲慢な精霊猫シャルルに告げられたのは、残酷なルール。 『大渡りまでに全ての手紙を届けろ。届けられなければ、お前の魂は消滅する』 十年前に死んだ少年から祖母への遺書。 届くはずのなかった恋文。 言葉にできなかった「ごめんなさい」。 翼に宿るのは、届かなかった想いばかり。 生前、誰にも届かない手紙を残して死んだ僕が、今度は届ける側になる。 届ければ救われるのか? 届けなければ終わるのか? ——そんなの、届けてみなければわからない。 これは郵便配達じゃない。 魂の、救済飛行だ。 孤独だった青年が渡り鳥となり、世界中の「届かなかった想い」を届けて回る、切なくも温かい空の旅が始まる。

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小説を読もう2026/06/22
  • 現在の作品転生したら迷子の手紙を届ける渡り鳥だった件——僕の翼が繋ぐ、届かなかった想い