あらすじ

人界を守護する獣、瑞獣の住まう異世界を彩庭(あやにわ)と呼ぶ。現世で半死半生だった人間の綴喜(つづき)は彩庭に招かれ、瑞獣を育てる守役の任を与えられる。 務めを果たせば生きて現世に戻すと彩庭の主に言われた綴喜は余生のつもりで任に当たることに。 綴喜に任されたのは白飄(はくひょう)という名の瑞獣。卵を孵し、幼体から成体まで育て上げるのが守役の役目であるが、白飄はすでに生まれていて大きく、けれども彼は成体ではないらしい。なぜか成体になれない彼を成体に至らせるのが綴喜の役目だった。 現世ではもう死んだのだと割り切る綴喜には、自分の命という報酬は何としてでも欲しいものとしては映らない。そのため必死とは程遠かったが、白飄の懸命な様子に心動かされていく。 白飄はいつまで経っても成体に至れないことに苛立ちを感じており、周囲に荒々しく振る舞うことも珍しくなかった。なぜ成らないのか、焦燥は年月を重ねるほどに増すばかり。幾人もの守役を経て、綴喜にも期待はしていなかった。しかし共に過ごすうちに綴喜に対し、これまでの守役には抱かなかった特別な感情を持ち、仄かに向けるようになる。 人外×人間、ほんのりBLな和風ファンタジー

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小説を読もう2026/06/22
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