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あらすじ
昭和五十九年。 谷村秀樹は、優秀な刑事だ。少なくとも、本人はそう思っている。 問題は助手のイチゴだった。現場では余計なものを触る。取調室の菓子を食べる。証拠品と私物の区別が、やや曖昧だ。「借りる」と「盗む」の区別も、少し曖昧だ。 「イチゴさん、女性ですか?」と聞かれることがあります。男です。断じて。 それでも——真実は、いつもそこにある。イチゴが持ち帰った証拠品の隣に。 「イチゴ、それは証拠品だ」 「知ってる。だから大事に扱ってる」 刑事と、少々手に負えない相棒の物語。たぶん。
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