あらすじ

西暦二〇五〇年。 日本は、戦争でも災害でもなく、静かに滅びかけていた。 子は生まれず、技術は流出し、食と金は外に握られ、地方は痩せ、国民は諦めを賢さと呼ぶようになっていた。 その未来を見た国造りの神、大国主神(おおくにぬしのかみ)は決意する。 ――この国は、もう一度造り直す。 大国主神は仲間の神々と共に、一九八〇年、昭和五十五年の東京へ人として生まれ直す。 名は、大国誠。 記憶、神眼、縁を結ぶ力は最初から全開。 だが身体は赤子。 最初の一手は、父の町工場を潰させないことだった。 町工場、信用金庫、商店街、農村、学校、病院、港、物流、報道、政治。 神々は人の世の盤上に降り、失われるはずだった三十年を始まる前に叩き潰していく。 やがて小さな互助会は、教育財団となり、宗教法人となり、政治勢力となる。 外圧。買収。情報工作。金融危機。架空の深層支配者たち。 どれだけ巨大な敵が来ようとも、大国主神は笑う。 どんと来い。 これは神々による、昭和日本再建無双である。

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小説を読もう2026/06/22
  • 現在の作品『大国主神、昭和五十五年に生まれ直す 〜失われた三十年を始まる前に叩き潰す〜』