あらすじ

子供たちの声とテレビの音が混ざり合う、賑やかな夕食後。亜紀はひとりシンクに向かい、山積みの食器を洗っていた。 「お父さん」と呼んだはずが、返ってきたのはーーー お母さんでも、奥さんでも、ママでもない。ただの自分の名前。それだけで、胸が跳ねる。 日常のど真ん中で、隣に立つ夫がいつの間にか夫ではなく、「男」になっている。 皿洗い、それだけの話なのに。どうしてこんなに顔が熱いの。

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カクヨム
カクヨム2026/06/22
  • 現在の作品泡の音、夜の熱