あらすじ

宮本大輝、二十四歳。ありふれた会社員の唯一の生きがいは、二つ上の先輩・一ノ瀬紗良の笑顔だった。 告白して振られた翌日、紗良は世界から消えた。オフィスの席も、人事データも、同僚の記憶からも──最初からいなかったように。 手元に残ったのは、ミントタブレットの空き殻と、シルバーピアスだけ。 紗良の手がかりを追う中で出会ったのは、泥だらけの黒ジャージを纏い、裏社会に追われる少女・凛。彼女が命を賭けて奪い合う「魔石」は、大輝にとってはガキの頃から裏山で拾い集めた、ただの綺麗なゴミだった。 一個百万。実家の引き出しには、何百個。 「私を匿いなさい。あんたの石を安全に捌けるのは、私しかいないわ」 消えた先輩の謎。魔法が使えない身体の秘密。そして、価値のないはずの石ころが引き寄せる、巨大な闇──。 ありふれた日常の切れ端が、少女の世界を変えていく。

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小説を読もう2026/06/22
  • 現在の作品密輸少女が持ってた魔石は高価ですが、命が狙われます。