あらすじ
ブラックバニア王国第四王子ハワード・ヴァレンティアは、ある日、婚約者であるミランダ・ハインド子爵令嬢に尋ねた。
「ハーレムって現実でやったらどうなるんだ?」
弟の一人が妙に女性に囲まれているという噂を聞き、自身も妾腹であるハワードは、複数の女性を抱えるということの現実が気になったのだ。
それに対してミランダは、序列、相続、財産、派閥、子供、そして組織化とカルト化の危険について淡々と語り始める。
これは、妙に現実的な疑問を持つ王子と、その疑問に全力で答える婚約者令嬢の、少し物騒で仲の良い昼下がりの話。