あらすじ
数百万人に一人しか生まれない希少種――中性男子Ⅱ型。
美しい容姿と特殊な体質を持つ岑生(みねお)は、両親を亡くし、重い病を抱える妹を支えるために必死に働いていた。
だが、入院費用に追い詰められたある雨の夜。
男娼館の前で立ち尽くしていた彼は、日本有数の大企業を率いる男・雨龍凄一と出会う。
——見つけた——
その一言から、岑生の人生は大きく変わった。
妹の治療費と引き換えに結ばれた契約。
逃げ場のない囲い込み。
そして、常軌を逸した独占欲。
愛など信じない中性男子と、
運命を確信した格外男子。
これは、一人の青年を手に入れるためなら全てを差し出す男と、そんな男に振り回されながらも抗い続ける青年の、執着と溺愛の物語。