あらすじ
こころもよう
晴れの日もある。
雨の日もある。
笑っていたのに、
夕方になると急に黙りたくなる日もある。
昨日好きだったものが、
今日は少し遠く感じたり、
嫌いだった言葉に、
ふいに救われたりする。
心は空に似ている。
青空を見上げていたはずなのに、
いつの間にか雲が流れてきて、
風の向きひとつで、
景色を変えてしまう。
だから私は、
無理に晴らそうとは思わない。
雨なら雨の音を聞いて、
曇りなら温かいお茶を淹れて、
夜なら星を探してみる。
明日の空はわからない。
でも、どんな空の下でも、
私は今日を生きていて、
心はゆっくり、
自分だけの模様を描いていく。