あらすじ

誰も頼んでいない。誰も必要としていない。しかし全力でやる。 神奈川県横浜市郊外、通称「無茶研」こと先端実証総合研究機構。世界最先端の頭脳と設備を誇るこの研究所が、今日もまた誰も求めていない検証実験に全力を投じている。 この研究所の所長の徳川ヴィクトリアは、海外の謎の大富豪の一族から日本屈指の名家の養女となった才色兼備の天才であり、この世界最先端の研究所もすべて彼女の祖父が彼女のためだけに準備したものである。ヴィクトリア所長の好奇心の向くままに全く世間の役に立たない検証実験を進めていく、膨大な研究資金(100%自費)と時間や能力を使って、「おい、それやる必要あるのか?もっと社会の役に立つことあるだろう、無茶なことはやめろ!」様々なツッコミを完全スルーで、真面目な助手の水野香織(常識人)と変人軍団を引き連れて徳川ヴィクトリアは今日も優雅に検証実験を行う。 筒井康隆先生著作の「富豪刑事」1978年5月新潮社発刊のオマージュ作品 富豪刑事は、常識外れの大富豪の息子(神戸大助)が刑事になり、巨万の富(ありえないほどの大金)を湯水のように使って、他の刑事たちが頭を抱えるような難事件をことごとく解決していく、コミカルで痛快なミステリー作品です。 神戸大助は、犯罪事件解決のために非常識な手段で捜査を行い、巨額のお金を使っていますが、徳川ヴィクトリアは、自分の好奇心のために意味がわからない実証実験を非常識な方法で行い、資金だけでなく、自分の優れた能力を全部使っていますが、最後まで読むとなるほどと納得して笑える結果となっています。 ザビーネ・ボルジアによる筒井康隆先生のオマージュ作品第2弾です。 第1弾は、「俺の血も他人の血」by ザビーネ・ボルジア カクヨムにて現在 連載中(第一部完、二部を執筆準備中) 筒井康隆著『おれの血は他人の血』(1974年、河出書房新社/第6回星雲賞受賞)

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カクヨム2026/06/21
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