あらすじ
「効率と金。それ以外に信じる価値のあるものなんて、この世にあるか?」
かつて部隊を崩壊に追いやった汚名を着せられ、組織(オルビス)に使い捨てられた底辺傭兵、アルデリオ=シグマ。 仲間を守れず、裏切りに遭った過去を持つ彼は、未来も人も、決して信じようとはしなかった。
だが陰謀によって、選択の余地なく下された極秘の護衛任務が、男の止まっていた時間を動かす。
対象は、未来予知の能力を持つ銀髪の少女、セレスティア。 彼女は、自分を使い捨てたエリート達が推し進める「過去改変」のための実験体だった。
「――誰にだって、変えたい過去の一つや二つは、あるはずだ」
これは――
未来を信じられなくなった男が、未来を知れる少女と出会い、もう一度だけ、誰かを信じる覚悟を取り戻す物語。