あらすじ
高校二年生の加山麻衣は、ごく普通の女子高生である。
幼馴染の美咲や友人の奈緒、優香と放課後に寄り道をしたり、休日に一緒に遊びに出かけたりする、どこにでもある高校生活を送っていた。
ただ一つだけ、麻衣には誰にも話していない過去がある。
それを話すつもりはないし、これから先も知られないまま過ごしていくはずだった。
ある休日、四人は駅前で開催されている古代文明展を訪れる。
展示された剣や鎧を眺め、くだらない話で笑い合い、いつも通りの時間を過ごしていた。
だが、突然起きた異変によって、その穏やかな休日は終わりを迎える。
閉ざされた展示室。
現実とは思えない出来事。
そして、麻衣だけが知っている“何か”。
知られたくなかったこと。
見せたくなかったもの。
それでも目の前で誰かが危険にさらされた時、麻衣はひとつの選択を迫られる。
普通の高校生活を送りたい少女と、何も知らない幼馴染たち。
これは『ある女子高生の日常が少しだけ変わる』かもしれない物語。