あらすじ

「……このまま目を覚まさなければいいのに」 昏睡状態から意識を取り戻したヴィオラが耳にしたのは、婚約者アダムの非情な言葉だった。王立魔術師団に勤めるヴィオラは、愛するアダムを庇って瀕死の重傷を負ったにもかかわらず、彼はヴィオラの親友だったマイヤと恋仲になっていたのだ。稀少な光属性の加護の持ち主だったヴィオラだったけれど、魔力は弱まり、美しい容姿も失ってしまう。 一命は取り留めたものの、余命が短いことを医師から宣告されたヴィオラは、アダムに自ら婚約解消を告げ、人生の残りの時間を悔いなく過ごそうと決める。 そんなヴィオラに手を差し伸べたのは、闇属性の加護を生まれ持つがゆえに疎んじられていた、アダムの弟のカイルだった。 アダムへの想いを断ち切って旅立とうとするヴィオラに、カイルは一緒に旅に出ることを申し出て、温かく寄り添ってくれる。旅の途中、二人は以前に助けた不思議な子犬と再会し、一緒に旅をすることに。 二人が揃って旅立った後、王都に残されたアダムたちは思わぬ窮地に追い込まれていき……?

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小説を読もう2026/06/21
  • 現在の作品【書籍化決定】選ばれなかった私は、残された時間を自由に生きます