あらすじ

親友が売ったのは、私の弱さだった。 読まれたのは、私の秘密。 読まれなかったのは、私の痛み。 「大丈夫」と笑った親友が、いちばん私を閉じ込めた。 恋人がほしかった。 でも、私は誰かのものになりたかったわけじゃない。 既読はついた。 けれど、誰も私を読んでいなかった。 笑顔の意味を読み違えた夜、友達だった人が他人になった。 助けて、と送った。 来てくれた。 それでも、私の声はまた置き去りになった。 これは、誰にも読まれなかった心の部屋。 読むか、読まないか。 返すか、返さないか。 その小さな選択から、私は私を取り戻す。 『既読のない部屋』 親友、元彼、そして私。 誰も悪人ではない夜に、いちばん大切なものが壊れた。

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カクヨム
カクヨム2026/06/21
  • 現在の作品『既読のない部屋』