あらすじ
「ナツ・グラムベル。貴様は今日でクビだ」
王宮の地下で300年ほど魔導書庫の管理をしていたナツは、ある日突然上司にそう告げられ、職場を追放されてしまう。
しかし彼等は知らなかった。ナツは書庫に収められていた数万冊の魔導書を暗記しており、また書庫で魔導書の読み書きを教える事で、多くの優秀な宮廷魔導士を輩出してきた有能な指導者だったことに。
そして追放されたナツはというと、放浪の旅の途中で出会った元教え子のリンネー・ラジアンと再会し、彼女から「魔法売り」を協業でしてみないかと持ちかけられる。
生きる意味を探していたナツはこの提案を承諾。こうしてナツは、依頼人の要望に合う魔法を作って届ける魔法売りの仕事に励む日々を送ることになったのだが――
いつしかナツは、魔法売りとして過ごす事件だらけの日々を、楽しむようになるのだった。